威風堂々
~誇りを持って今こそ一歩踏み出そう~
私は公益社団法人名古屋青年会議所に 11 年在籍し、2022 年度この伊勢青年会議所に転籍をした。長きにわたり他の青年会議所を経験した人間が、転籍後の青年会議所の理事長職を預かる事は全国的にみても稀有な例であろう。外を知っている人間だからこその視野、そして伊勢青年会議所にとって当たり前になっている常識の理解、そしてその上で伊勢青年会議所を改革し、外から見た伊勢青年会議所の存在価値を今よりさらに高めていけると確信している。
また第 63 回式年遷宮に向けて伊勢の地域は本格的に始動していく。神宮との密接な関わりの中で青年会議所の存在感はさらに高くなるといえる。ここまで地域に必要とされている青年会議所というものは全国的にみても少ないだろう。だからこそ我々が地域の先頭に立ち、しっかりと存在感を示していこうではないか。
「人類への奉仕が人生最大の使命である」まさに我々の活動はこれに尽きる。
神宮がご鎮座するこの地で活動できる事に感謝をし、意識を外に向けて全力で取り組もう。
心を燃やし JC の誇りを胸に威風堂々たる歩みを 1 年間続けていこう。
【会員拡大とオリエンテーション】
我々の運動は市民の意識変革運動であるが、拡大はその JC 運動の基本ともいえよう。拡大は外から見た我々がどう評価されているのか、魅力的な団体に見られているかを知るまさに絶好の機会といえる。40 歳で卒業というルールがある以上、新しい会員を入会させられることが出来なければ組織を存続することができない。つまり拡大は全会員の責務である。全会員が自分事と捉え、熱意を持って取り組んでいこう。
これまで人数減少を経験し、組織の存続まで危ぶまれる状態にもなった。しかし、その後会員拡大に躍進し、まさに今更なる飛躍のタイミングと言える。一方で、全会員の約半数は入会2年に満たない歴であり、さらに近年は会員の平均年齢は若くなってきている。若くしても理事や出向で活躍できる人財を引き続き発掘し、さらに地域で活躍できる人財を輩出し、地域で伊勢 JC のプライドを見せつけなければならない。その為には入会の浅い会員に対ししっかりとしたオリエンテーションを構築していく必要がある。
「全員拡大」の名の下に全会員が全力で取り組み、本年度は量だけでなく質にも拘っていこう。
【誇りあるまち伊勢】
我々が住まうこの伊勢の地には言うまでも無く、「日本人の心のふるさと」の神宮があり、市民もそれを誇りに思っているであろう。一方で全国的にも東京一極集中など都心部への人口流出等の課題がある中で、この伊勢の地をさらに発展させていく為には伊勢のまちが今以上に魅力あふれるまちにならなくてはならない。人々がこのまちに住んでみたいと思い、このまちで育つ若者が伊勢の地でずっと住み続けたいと思うようにするには、このまちの歴史や文化を理解し、今よりももっと伊勢のまちの魅力を向上させていく必要があるのだ。その為に伊勢のまちには何が必要か考察し、我々が先頭に立ってまちや市民を巻き込んでいかなくてはならない。神宮がある誇りを胸に、さらにまちの価値を高めることで、真に誇りあるまち伊勢を創造していこう。
【組織運営と人財育成】
組織が持続的に発展し続けていくには定款や諸規定・法令等を遵守するだけでなく、まずは一人ひとりがJAYCEEとして誇りある品格ある人財にならなくてはならない。その誇り高い人財の集合体が我々伊勢青年会議所であるべきである。その上で他団体と協働し、真に市民に必要とされる運動を展開し続けられるよう、誇りある組織を構築し、広く対内外に発信していく必要がある。
また今年度は対内に留まらず、対外にもしっかり目を向けていく。新型コロナウィルス感染症の蔓延を経て多くの行事や、他者との接触の機会の減少は記憶に新しい。これからの伊勢の未来を担う子ども達に心身ともに鍛錬を経験させ、伊勢の地に品格ある人財を創出していこう。
「人は人でしか磨かれない」
変化を恐れずに全力に取り組んでいこう。
【むすびに】
1957 年に設立し、創始の精神をこれまで受け継ぎ「明るい豊かな社会」の実現の為に、68 年間という長きにわたりこの地を先導してきた多くの先達に心より感謝を申し上げます。
その想いに我々の今の知識と今の若い力を融合させよう。必ずや伊勢青年会議所を今よりも少しでも高いレベルに昇華させることが出来ると確信しています。
すべて世の中のことは、もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である
渋沢 栄一
我々は経営者だけでなくサラリーマンや公務員、個人事業主などの様々な人財が「明るい豊かな社会」の実現に向けて日々努力をしている団体である。私自身が思う「明るい豊かな社会」とは、「誰もが積極果敢に挑戦できて、誰もが挑戦により成長の機会が与えられ、そしてそれが報われる社会」だと考えている。
だからこそ我々は挑戦をし続けなければならない。JC には多くの機会がある、しかしながら何もせずに見ているだけでは何も得られない。人が生涯を閉じる前に後悔することは「挑戦しなかったこと」だというが、JC 人生は 40 歳というゴールが決まっているからこそ我々は全力で走り続けられるのだ。昨日よりも今日、今日よりも明日、自らの器を大きく拡げるべく目の前にあるチャンスをしっかりと掴み取り、自らに限界を決めず今よりも少しでも高く背伸びをして挑戦し続けよう。その先には必ず輝かしい未来が待っている。
~誇りを持って今こそ一歩踏み出そう~
私は公益社団法人名古屋青年会議所に 11 年在籍し、2022 年度この伊勢青年会議所に転籍をした。長きにわたり他の青年会議所を経験した人間が、転籍後の青年会議所の理事長職を預かる事は全国的にみても稀有な例であろう。外を知っている人間だからこその視野、そして伊勢青年会議所にとって当たり前になっている常識の理解、そしてその上で伊勢青年会議所を改革し、外から見た伊勢青年会議所の存在価値を今よりさらに高めていけると確信している。
また第 63 回式年遷宮に向けて伊勢の地域は本格的に始動していく。神宮との密接な関わりの中で青年会議所の存在感はさらに高くなるといえる。ここまで地域に必要とされている青年会議所というものは全国的にみても少ないだろう。だからこそ我々が地域の先頭に立ち、しっかりと存在感を示していこうではないか。
「人類への奉仕が人生最大の使命である」まさに我々の活動はこれに尽きる。
神宮がご鎮座するこの地で活動できる事に感謝をし、意識を外に向けて全力で取り組もう。
心を燃やし JC の誇りを胸に威風堂々たる歩みを 1 年間続けていこう。
【会員拡大とオリエンテーション】
我々の運動は市民の意識変革運動であるが、拡大はその JC 運動の基本ともいえよう。拡大は外から見た我々がどう評価されているのか、魅力的な団体に見られているかを知るまさに絶好の機会といえる。40 歳で卒業というルールがある以上、新しい会員を入会させられることが出来なければ組織を存続することができない。つまり拡大は全会員の責務である。全会員が自分事と捉え、熱意を持って取り組んでいこう。
これまで人数減少を経験し、組織の存続まで危ぶまれる状態にもなった。しかし、その後会員拡大に躍進し、まさに今更なる飛躍のタイミングと言える。一方で、全会員の約半数は入会2年に満たない歴であり、さらに近年は会員の平均年齢は若くなってきている。若くしても理事や出向で活躍できる人財を引き続き発掘し、さらに地域で活躍できる人財を輩出し、地域で伊勢 JC のプライドを見せつけなければならない。その為には入会の浅い会員に対ししっかりとしたオリエンテーションを構築していく必要がある。
「全員拡大」の名の下に全会員が全力で取り組み、本年度は量だけでなく質にも拘っていこう。
【誇りあるまち伊勢】
我々が住まうこの伊勢の地には言うまでも無く、「日本人の心のふるさと」の神宮があり、市民もそれを誇りに思っているであろう。一方で全国的にも東京一極集中など都心部への人口流出等の課題がある中で、この伊勢の地をさらに発展させていく為には伊勢のまちが今以上に魅力あふれるまちにならなくてはならない。人々がこのまちに住んでみたいと思い、このまちで育つ若者が伊勢の地でずっと住み続けたいと思うようにするには、このまちの歴史や文化を理解し、今よりももっと伊勢のまちの魅力を向上させていく必要があるのだ。その為に伊勢のまちには何が必要か考察し、我々が先頭に立ってまちや市民を巻き込んでいかなくてはならない。神宮がある誇りを胸に、さらにまちの価値を高めることで、真に誇りあるまち伊勢を創造していこう。
【組織運営と人財育成】
組織が持続的に発展し続けていくには定款や諸規定・法令等を遵守するだけでなく、まずは一人ひとりがJAYCEEとして誇りある品格ある人財にならなくてはならない。その誇り高い人財の集合体が我々伊勢青年会議所であるべきである。その上で他団体と協働し、真に市民に必要とされる運動を展開し続けられるよう、誇りある組織を構築し、広く対内外に発信していく必要がある。
また今年度は対内に留まらず、対外にもしっかり目を向けていく。新型コロナウィルス感染症の蔓延を経て多くの行事や、他者との接触の機会の減少は記憶に新しい。これからの伊勢の未来を担う子ども達に心身ともに鍛錬を経験させ、伊勢の地に品格ある人財を創出していこう。
「人は人でしか磨かれない」
変化を恐れずに全力に取り組んでいこう。
【むすびに】
1957 年に設立し、創始の精神をこれまで受け継ぎ「明るい豊かな社会」の実現の為に、68 年間という長きにわたりこの地を先導してきた多くの先達に心より感謝を申し上げます。
その想いに我々の今の知識と今の若い力を融合させよう。必ずや伊勢青年会議所を今よりも少しでも高いレベルに昇華させることが出来ると確信しています。
すべて世の中のことは、もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である
渋沢 栄一
我々は経営者だけでなくサラリーマンや公務員、個人事業主などの様々な人財が「明るい豊かな社会」の実現に向けて日々努力をしている団体である。私自身が思う「明るい豊かな社会」とは、「誰もが積極果敢に挑戦できて、誰もが挑戦により成長の機会が与えられ、そしてそれが報われる社会」だと考えている。
だからこそ我々は挑戦をし続けなければならない。JC には多くの機会がある、しかしながら何もせずに見ているだけでは何も得られない。人が生涯を閉じる前に後悔することは「挑戦しなかったこと」だというが、JC 人生は 40 歳というゴールが決まっているからこそ我々は全力で走り続けられるのだ。昨日よりも今日、今日よりも明日、自らの器を大きく拡げるべく目の前にあるチャンスをしっかりと掴み取り、自らに限界を決めず今よりも少しでも高く背伸びをして挑戦し続けよう。その先には必ず輝かしい未来が待っている。
一般社団法人伊勢青年会議所
2025年度
第 69 代理事長 宍戸 友洋
2025年度
第 69 代理事長 宍戸 友洋